にんにんの徒然日記

普段着インタープリター    自然のエンターテイナー   〜人とひと、自然をつなげる〜  

にんにんのひとりごと #42  〜睡眠とカフェイン〜



先日、午後一に コーヒー専門店で、一番濃いコーヒー(インド)を頼み、その後、次に濃いコーヒーを飲んだ

その夜、なかなか眠ることができなかった




実は、夜ではなく、午後に飲むコーヒーも、夜の睡眠を妨げる



コーヒーに含まれる、「カフェイン」は、「半減期」という薬の効果がある
半減期」とは、薬の半分の成分が体外に排出されるまでの時間のことである。
カフェインを摂取してから、約30分後に、カフェインの効果のピークが現れる。
その一方、カフェインの半減期は、平均5−7時間。
カフェインを分解するのは、酵素の役目。この酵素は、肝臓で作られるが、
アルコールと同じように、分解の速度は、人によって違う。大部分は、遺伝で決まっている。
また、年齢が増すほどに、分解速度は遅くなる。
カフェインを含む飲料、何回も飲むと、午後の早い時間帯でも、睡眠に影響してします。

レストランで、よく、食後のコーヒー、紅茶、どちらにしますか?  と聞かれるが、
夕食時は、悪魔の囁きとなってしまう。夕食後に飲んだら、0時以降も、カフェインの影響は続くということだ。。。

カフェインの含む飲食物
コーヒーだけでなく、
ダークチョコレート、ココアパウダー、お茶の中でも、玉露、紅茶が特に含有量が多い、アイスクリーム、エナジードリンク、痛み止め、
よく目にするコ◯コーラにも含まれているから驚きである。

決して、全てが悪ではない、眠れないことがあった場合は、そういう物を気をつける必要があるということだ。
カフェイン中毒により、亡くなられる方もごく稀にいることも、事実としてはある。

カフェインの主な作用
覚醒作用・利尿作用
カフェインは、脳の中枢神経に興奮的に作用(覚醒作用)。
眠気を防いで知的作業能力を向上させたり運動能力を向上させたりする効果がある。
カフェインを摂取して適度な運動を行うと、筋肉中の栄養源(ブドウ糖=グリコーゲン)よりも先に、脂肪をエネルギー源として利用する現象がみられ、持久力の向上に役立ちます。


『カフェインクラッシュ』
カフェインが切れることで、一気に、集中力が落ち、強烈な眠気が襲ってくること。


カフェイン  世界で一番取引量の多い原油に続く2番目の取引量


カフェインの怖さ
NASAの実験(1980年代)
クモにドラッグを与え、どんな巣を作るか観察。
ドラッグの種類:LSD、マリファナ、スピード、カフェイン
結果:カフェインが1番顕著に、まともな巣を作ることができなくなった。

カフェイン : 興奮作用を持ち、世界で最も広く使われている精神刺激薬である。  Wikipedia より


眠くなる要素は、2つある、一つは、体内時計、もう一つは、このカフェインに影響を受ける、『睡眠圧』である
脳内では、「アデノシン」と言われる、眠りたいと欲求が高まる物質が常に増えている。この物質がある一定量を超えると、
眠くなるシステムだ。12ー16時間起きていると眠くなるのはこのせいだ。そこに『カフェイン』が現れると、その睡眠の信号を消して、眠気を抑える。


自分にあった、カフェインの摂取を認識する必要がある。